なかなか結果が出ない浦和レッズ。リーグ戦は6試合を消化して、1勝2分け3敗の勝ち点5。いい形で代表ウィークに入りたかったところですが、川崎に0対5で大敗!
そんな中で迎えた、ルヴァン杯第2節の柏戦ですが、仕事の都合で観れませんでした。なので試合内容的には触れず、メンバーのことを中心に書いていきたいと思います。
●スコアとスタメン
浦和レッズ-柏レイソル
0 前半 0
0 後半 1
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0 合計 1
スタメン
FW 杉本 興梠
MF 伊藤(涼) 田中
MF 柴戸 伊藤(敦)
DF 明本 槙野 岩波 西
GK 彩艶
スタメンはこんな感じだったようですね。注目は、怪我で離脱していた興梠と西が復帰したこと。明本が左SBで起用されたことでしょうか。
●興梠の復帰
まずは興梠の復帰に触れずにはいられません。やっと「浦和のエース」が戻ってきました。試合を観てないのでプレー内容はわかりませんが、興梠の復帰は本当に大きいです。
1.ボールの収まり所が増える
今後はわかりませんが、この試合では杉本と2トップだったようです。今までは、杉本1人に頼らざるを得なかったポストプレーですが、興梠が入ることで、ボールの収まり所が2ヶ所になります。
相手DFは的を絞りづらくなるので、よりボールを収めやすくなりそうです。
2.裏のスペースへの抜け出し
レッズが得点力不足に陥ってる原因は決定力不足ではなく、「決定機の不足」だと思ってます。私の印象ですが、1試合での決定機は、2回程度ではないでしょうか?毎試合得点を取るなら、決定機は3~4回作りたいところ。
で、決定機が少ない要因は「裏への抜け出し」が足りないからだと思ってます。
杉本はボールを収めるために、かなり低い位置まで下がってプレーすることが多くなってました。プレーエリアのヒートマップを見ると、まるで中盤の選手のようです。それは構わないのですが、杉本が下がって受けるなら、代わりに裏を狙う動きをする選手が必要です。ですが、その適任者がいなかったんですよね~
ということで、興梠の出番です!興梠の裏への抜け出しは絶品です。相手DFに、後ろ向きで守備をさせる機会を増やすことができれば、自ずと決定機の数は増えると、私は思ってます♪
●西の復帰
1.宇賀神と西の違い
単純に宇賀神の本職は左サイドで、西は右サイドが本職ですよね。もう少し深く突っ込むと、宇賀神はアウトサイドでプレーすることが得意で、西はアウトサイドとインサイドの両方でプレーできる。という違いがあると思います。
2.宇賀神が起用される場合
2人の違いがどのような影響をチームに与えるのか、具体的に考えてみましょう。
まず宇賀神か起用される場合ですが、得意なプレーエリアはアウトサイドです。具体的に言えば、攻撃時にタッチライン際をオーバーラップします。なので、右SHの選手はインサイドでのプレーがメインになります。明本とか武田なんかは、宇賀神と相性の良い選手と言えると思います。
逆に田中達也とか関根のように、ドリブルで縦に突破するタイプの選手とは、得意なエリアが被ってしまいます。もちろん、関根なんかはインサイドでもプレーできると思いますが「突貫小僧」的なプレーがやりづらくなります。
お互いが得意なエリアでプレーしたら、お互いのスペースを消し合うことになりますし、スペースを消し合わないためには、どちらかが得意じゃないエリアでプレーすることになります。
宇賀神が起用される場合については、こんなところでしょうか。
3.西が起用される場合
西は右サイドを主戦場にしてるだけでなく、アウトサイドとインサイドの両方でプレーできます。タッチライン際から追い越していくオーバーラップと、内側を追い越すインナーラップ。
右SHに明本や武田が起用されたら、西はアウトサイドでのプレーをメインにすることで、明本や武田は彼らが得意なインサイドてプレーできます。
逆に、田中や関根のようなウィングタイプの選手が右SHで起用された場合、西がインサイドでのプレーをメインにして、インナーラップを仕掛けます。すると相手のDFは中心に絞らざる
得なくなります。相手のDFが中央に絞れば、サイドにスペースができます。サイドにスペースができれば、田中や関根はドリブルて仕掛けやすくなります。
もちろん、こんなに上手くいくとは限りませんが、理屈の上では上記のような現象が起こりやすくなると言えるでしょう。
●次の試合は鹿島戦
代表ウィークが明けると、待っているのは鹿島戦です。順位とかチーム状態抜きに、負けたくない試合です!西のクロスから興梠のゴールなんて得点を見たいですね!
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