サッカー定食の大盛り

浦和レッズの試合を中心にレビューしています。時々、日本代表や海外サッカーにも触れていきます♪

浦和レッズvs 鹿島アントラーズ・レビュー~鹿島戦は理屈抜きに熱い!~

 鹿島戦はなぜ熱いのか?そこには、理屈や理論は存在しません。存在するのは魂とプライド!「勝つ」っていいですね♪「鹿島に勝つ」って嬉しいですね♪
 と余韻に浸るばかりじゃ、記事にならないですね。まずは、DAZNのダイジェスト映像から行きたいと思います。


●DAZNダイジェスト映像とスコア

2021年・J1リーグ第7節
浦和レッズvs鹿島アントラーズ
DAZNダイジェスト映像

浦和レッズ-鹿島アントラーズ
   1 前半 1
   1 後半 0
--------------
   2 合計 1


【スタメンの入れ替え】

スタメンはこんな感じでした。

FW     武藤
MF 明本  武田  関根
MF   小泉  柴戸
DF 山中 槙野 岩波 西
GK      西川

 ルヴァンの柏戦は置いといて、前節の柏戦からスタメンを5人入れ替えてきました。ここでは、ポイントを3つに絞りたいと思います。

 
1.怪我から復帰した西

 西の復帰は大きいですね。以前にも触れましたが、西はインサイドでもプレーできるので、SHの人選にも幅が広がります。
 サイドでの仕掛けを武器にする関根や田中達也も力を発揮しやすくなると思います。もちろん、明本を右SHで起用したら、西がアウトサイドでのプレーを中心にすれば良いし…
 もちろん、プレーの質も高かった!私はサッカーIQの高さと、視野の広さを感じました。本当に良い補強をしましたね♪


2.小泉と柴戸のダブルボランチ

 この試合のメンバーで、私がいちばん驚いたのは、ボランチの入れ替えでした。特に柴戸のスタメン起用は驚きました。
 ビルドアップに難がある柴戸は、リカ将のサッカーに合わないかな?起用されるのは、勝ってる試合の終盤に限定されちゃうかな?と思ってました。

 ところが、柴戸を活かす方法はありました。小泉とのコンビですね。
 前節までは、阿部ちゃんと伊藤(敦)の起用が多かったですね。おおざっはに言えば、攻撃と守備が50対50の選手を並べ、2人合わせて攻撃と守備が100対100というイメージ。
 対して小泉と柴戸のコンビは、小泉が攻撃70で守備が30。柴戸は攻撃30で守備が70。2人合わせたら攻撃と守備が100対100というイメージ。
 ざっくりとし過ぎですが、イメージとしては、こんな感じではないでしょうか?

 ポジョン取りも、明確に小泉が前で柴戸が後ろという、縦関係を築くことが多かったです。2人の特徴を活かすだけでなく、鹿島の中盤、レオシルバ選手と三竿選手に対抗する手段としてもはまってたと思います。
 ビルドアップで危なっかしい場面もあった柴戸ですが、守備面では持ち前の運動量を活かして、チームに貢献してたと思います。小泉に関しては、パスを繋ぐだけでなく、こぼれ球の回収も、かなり出来てました。相手との力関係や噛み合わせによっては、ボランチでも活躍できそうですね♪


3.武藤の1トップ起用

 1トップというより、偽9番という印象を持ちました。武藤が下がってボールを受けて、明本や関根が裏を狙うという、ボールがない所での連動があり、その起点になってたのが武藤なのかなと。
 また、ターンをしてから次のスペースへの動きという点で、杉本より動けてたし、効果的だったと思います。
 相手のCBを背負って奥行きを作るのは、興梠に一日の長があります。ですが、下がって受けて次のスペースへ…というプレーに関しては、興梠にも勝るとも劣らないと思ったし、地上戦メインなら、今後もこういう起用があると思いました。


【得点シーン】

●1点め

 1点めは大きな展開から生まれました。小泉のサイドチェンジを受けた西が、ゴール前にクロスを入れ、明本が決めたという流れ。
 これまでの浦和は、中盤でショートパスは繋がるけど、長いパスが入らないな~という感じでした。それだけに嬉しかったですね!今まで出来てなかったことが出来て、尚且つ、それか得点に繋がったので。
 小泉のパスや西のクロスも良かったし、明本のシュートも素晴らしかった。もう1つ言えば、ボランチの柴戸もゴール前に入ってたんですよね~あの走りも、地味に良かったと思います。


●関根の幻のゴール

 明本がPKを獲得した2点めは、DAZNで戸田さんの解説を聞きましょう♪断然わかりやすいです(笑)明本が上手く裏に抜け出しましたが、この場面以外でも、裏を取る場面も増えたかなと思います。

 ということで、ここでは関根の幻のゴールに触れたいと思います。山中から物凄いクロスか入り、ニアに入った明本を越して、ファーに走り込んだ関根がゴールネットを揺らしたというプレーでした。
 ファーで関根がフリーになってましたね。あれなら体が小さくても、ヘディングで得点できます。ポイントは大きく分けて2つ。斜めの動きでゴール前に入ったことと、ニアに明本が入っていたことですね。

 体が小さくても、フリーになればヘディングで点を取れます。ゴール前への入り方や、ニアで潰れる動きなど、工夫次第でヘディングでゴールネットを揺らすことはできます。そしてクロスに対する中の動きは、重要になって来るとと思ってます。
 なぜなら、左の山中と右の西。高精度のクロスを入れるSBが左右に揃ったからです。てか、普通にリーグ屈指のSBと思ってます♪


【次節は清水戦】

 最後に時節の試合情報です♪

2021年・J1リーグ第8節
清水エスパルスvs浦和レッズ

日時:4/7(水) 19:03 キックオフ
会場:IAIスタジアム日本平


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