【浦和レッズ vs 北海道コンサドーレ札幌】
~DAZNダイジェスト映像付き~
結果は引き分け。内容に関しては判定負けというところでした。
~目次~
1.DAZNダイジェスト映像とスコア
2.小泉のボランチ起用
3.ロドリゲス監督の選手起用
4.4バックから5バックへの修正
●DAZNダイジェスト映像とスコア
2021年・J1リーグ第5節
浦和レッズvs北海道コンサドーレ札幌
DAZNダイジェスト映像
浦和レッズ-コンサドーレ札幌
0 前半 0
0 後半 0
--------------
0 合計 0
スタメンはこんな感じでした。
FW 杉本
MF 汰木 明本 関根
MF 金子 小泉
DF 山中 槙野 岩波 阿部
GK 西川
DAZNの中継の中では、関根が右SBで阿部ちゃんがボランチ、小泉がトップ下で明本が右SHでしたが、実際には上記のような並び。
●小泉のボランチ起用
前節は小泉をトップ下からボランチに下げて、ボールが回るようになりました。ですが、この試合では裏目に出た印象が強かったです。
小泉という選手は、トップ下の位置から中盤に降りてボールを受けます。その時、相手DFの間に入って、良い意味で中途半端なポジションを取ります。いわゆる「位置取りの良さ」がストロングポイントです!
トップ下は比較的自由に動けるポジションなので、小泉のストロングを活かしやすいポジションと言えます。それに比べてボランチは、トップ下より自由度が低いポジションでしょう。よって、小泉の動きにも制限がかかりやすく、結果、試合の中で小泉の良さが発揮されず、むしろ札幌DFの的になってる印象すら持ちました。
小泉をボランチで起用する際は、武藤をトップ下に起用するのが良いかもしれません。武藤も下がって受けるプレーはできるので、小泉と武藤の間で縦のポジションチェンジを多様することができます。そうすると小泉の自由度が増して、良さを消すことなくボランチでプレーできそうと感じました。
武藤であれば、明本と比べてプレスの強度を極端に落とすこともないでしょうし、プレスバックもできる選手ですので、小泉の守備面での負担もカバーできるかもしれません。
●ロドリゲス監督の選手起用
コンディション的なものなのか、戦術的なものなのかはわかりませんが、宇賀神の代わりに阿部ちゃんが右SBで起用されました。と同時に、明本が起用されていた右SHに関根を起用してきました。
この意図はわかりやすいですね。中でプレーできる阿部ちゃんに対して、大外に張って横幅を取りつつ、縦に仕掛けられる関根。選手の得意なエリアがかぶらないように組み合わせたわけです。実際に、どこまで上手くいったかは別として(笑)
選手の特徴や組み合わせも考えず、とりあえず試合に出して…結果、苦手なプレーを強いられた選手が力を発揮できない。そんな起用法をする、どこぞの代表監督とは大違いです♪
●4バックから5バックへの修正
前半から後半の立ち上がりにかけては、ほぼフルボッコ状態でした。「よく失点しなかったな」と思いますし、実際、西川とポストに助けられました。
中継の中でも言われてましたが、サイドチェンジのボールに苦労してました。特に福盛選手から正確なボールが、山中のサイドに出されて…
ああいうロングパスが出てくるので、DFはラインを上げづらい。よって前線もプレスに行きづらくなる。結果、札幌のDFラインにプレスがかからないので、精度の高いロングボールか来る。
多少強引でもいいから、前線がプレスに行くか!とプレスに行っても、札幌にはプレスを回避するスキルがあるし、前が行っても後ろはラインを上げづらいので、全体が間延びしがち。結果、中盤がスカスカになるので、セカンドボールの拾い合いで後手を踏む。
ちょっと極端な言い方になりましたが、こんな現象がピッチで起こってたと思います。修正しなくちゃいけないよな~と思ってました。で、ロドリゲス監督が打った手が「5バック」でした。
サイドチェンジの長いボールに対して、DFラインを5人にして対応。5人いれば、サイドの選手はロングボールの対応に専念できるし、いちばん苦労していた部分に手当てを加えたことで、中盤でボールを奪う場面も出てきました。
ロドリゲス監督が、公式戦でミシャ式と対戦するのは初めて。プレシーズンで対戦してるし、事前にスカウティングもしたと思いますが、実際に対戦してみてわかったことも多かったと思います。そういう意味で、後半でのアウェイに関しては、どんな戦い方をするのか、期待したいと思います。
ここまでの5試合で戦績は【1勝2分2敗】の勝ち点5ですか。できれば2勝しておきたかったですね~次節の相手は川崎。手強い相手…ですね。
浦和レッズのブログ集
にほんブログ村
大人気のサッカーブログ
にほんブログ村