サッカー定食の大盛り

浦和レッズの試合を中心にレビューしています。時々、日本代表や海外サッカーにも触れていきます♪

徳島ヴォルティス vs 浦和レッズ・結果~DAZNダイジェスト映像付き~

【DAZNダイジェスト映像とスコア】

2021年・J1リーグ第25節
徳島ヴォルティスvs浦和レッズ

DAZNダイジェスト映像


徳島ヴォルティス-浦和レッズ
    0 前半 0
    0 後半 1
--------------
    0 合計 1

スタメンはこんな感じでした。

FW     ユンカー
MF  汰木  関根  田中
MF    柴戸  平野
DF 明本 ショルツ 岩波 酒井
GK      西川

 まずはスタメンを見てビックリ!ユンカーの名前がありました。骨折でしょ?手術をしてから10日ぐらいしか経ってないでしょ?大丈夫なのか?と、率直に思いました。
 で、試合に関しては鳥栖戦の再現でしたね。プレスがはまらず、ボールを奪えない。ボールを支配され、ひたすら自陣で守る一方。西川のファインセーブに救われた前半でした。
 後半に入ると、浦和のプレスが修正され、鳥栖陣に攻め込めるようになりました。そして関根の決勝点。その虎の子の1点を守りきりました。


【素晴らしかった決勝点】

 江坂と汰木で左サイドを崩し、見事にハーフスペースを攻略した攻撃だったと思います。グラウンダーのクロスだったので、高さがなくても問題ありません。マイナスのクロスだったので、オフサイドも関係ありません。マンチェスターCばりの、見事な崩しだったと思います。
 守備側の立場に立つと、あそこまで深くえぐられると、ボールを見たら飛び込んでくる浦和の選手をみれないし、飛び込んでくる選手を見るとボールを見れない。徳島のDFとしては、どうにもならなかったのではないでしょうか。


【3バックへのプレス】

 前半、浦和のプレスがはまらなかった原因として、徳島の可変に対応できてなかった。というのが挙げられると思います。徳島の基本システムは4-2-3-1でしたが、ビルドアップの際にはボランチの1人が最終ラインに降りて、3バックを形成してました。
 対して浦和は、ユンカーと関根の2トップでファーストディフェンスをしてましたが、数的不利なので、徳島のビルドアップに制限をかけることができてませんでした。田中か汰木のどちらが前に出てプレスに行ければよかったのですが、なんとなく曖昧なまま下がってしまってました。

 どうすればよかったのか?2トップがプレスをかけ、ボールをどちらかのサイドに誘導。そして、ボールサイドのSHがプレスに行くというのが1つの方法ですね。
 あとはユンカーと関根を縦関係にして、両SHを前に出して、3トップを形成する。こうして徳島の3バックに対して3人で対応し、中盤に残った徳島のボランチは関根が見る。という方法もあります。

 で、ロドリゲス監督が採った方法は、4-3-3っぽくして、対応するというやり方でした。柴戸をアンカーに置いて、江坂と平野がインサイドハーフ。前線はユンカーが中央で、右に関根。左に汰木という配置にして、徳島のビルドアップに対して人数と立ち位置を合わせるように、修正を加えてました。
 ブロックを作る際には、ユンカーと関根が前に残って、二列目は右から、江坂、平野、柴戸、汰木という並びで4-4-2を形成。汰木はたいへんだったでしょうね。

 ということで、リカ将マジックで見事に修正してましたが、できれば前半のうちに選手の判断で変えられるようになるとベストかな。とは言え、道のりはまだまだかなと思います。浦和の選手を見てると、プレスがはまらない時は、下がってブロックを作る。という選択肢した持ってないように見えるからです。
 あと、スカウティングの段階で、徳島が3バックに可変するのはわかってるはずです。じゃあ、なぜ最初から後半のような形にしないんですかね?ロドリゲス監督は、守備時は最もバランスの良い、4-4-2をベースに戦いたいと考えてるのではないでしょうか?もしくは、最もオーソドックスな4-4-2でスタートし、何かあれば修正するプランを立てるとか。
 いずれにしても、プレスに関しては、今後も注目していきたいと思います。


最後に次の試合情報です♪

●J1リーグ・第26節
浦和レッズ vs サンフレッチェ広島
日時:8/25(水) 19:00
会場:浦和駒場スタジアム


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