J1リーグ・第14節
アビスパ福岡－浦和レッズ
０ 前半 ０
０ 後半 ０
－－－－－－－－－－－－
０ 合計 ０
【スタメン】
スタメンはこんな感じでした。
FW 興梠
MF 関根 安居 大久保
MF 岩尾 伊藤
DF 荻原 ﾏﾘｳｽ ｼｮﾙﾂ 明本
GK 西川
【安居に期待したが】
いろいろと残念な試合でしたが、何よりも福岡に負けてもおかしくなかったというのが、いちばん残念だったと想います。西川のファインセーブがなかったら…そういう意味では、西川が勝点1をもたらしてくれたと言えるかなと。
もちろん、福岡を舐めていたわけではありません。むしろ今の浦和には相性の悪い相手かも？と思ってました。そういう意味では、悪い意味で私の予感が的中してしまったわけです。
試合の序盤、良い感じでボールを持てた浦和でしたが、福岡のソリッドな守備を崩すには至らず。福岡は中盤の守備が強固でしたね。興梠に縦パスが入ってもその後が…
気になったのが安居の存在感。興梠がボールを収めれば、トップのは前向きでボールを持てるはずなんですが…幻のゴールはありましたが、それ以外は途中出場の時のような躍動感がないというか、それ以前に存在感が薄かったように思います。
彼一人の問題ではありませんが、小泉に代わってスタメンに名を連ねた分、期待値が高まっただけに落差が大きかったのが、個人的な感想です。とは言うものの、あのゴールが幻じゃなかったら、評価は一変してただしゃうね(笑)
【荻原のクロスは誰もいない所に】
前半の7分から8分間辺りでしたが、荻原の速いクロスが味方に合わず…という場面がありました。この試合でいちばん良い崩しの1つだったと思います。
荻原のクロスの前に、浦和は右サイドから攻めてました。けっこう長いことパス交換をしてたと思うのですが、そこから、左に展開したボールが関根に渡り、関根のスルーパスに荻原が走り込み、ハーフスペースの深い位置まで侵入できました。
あの攻撃は良かったと思います。というか私の好きな攻め方ですね。特にスペースに走り込んだ荻原にスルーパスが通り、ハーフスペースの深い位置をとったプレーは良かったと思います。
逆に言うと、アタッキングサードに入ってから福岡に脅威を与えたのは、安居の幻のゴールと荻原がクロスを入れたシーンぐらいかなと。
【アタッキングサードに入ってからのプレー】
開幕から2連敗したものの、その後は勝利を重ね、ACLを制した浦和ですが、アタッカー陣に得点が少ないことが、懸念材料の1つと言えるでしょう。安定したポストプレーでチームに貢献してる興梠も、数字に関しては物足りないし、そのことは2列目の選手にも同じことが言えます。
この問題は補強によって解決するのか？私は補強よりも先に、アタッキングサードに侵入してからのプレーの改善に取り組んで欲しいと思います。
今の浦和は、ダイレクトプレーや3人目の動き、スペースへのフリーランニングが足りないように思います。後ろで回してる時に裏を狙う動きはあるかもしれませんが、アタッキングサードに入ると…ちょうど、このエントリーで紹介した荻原のようなプレーですね。ああいうプレーが頻発しないと、この試合の福岡のような固い守備を崩すことはできないし、相手によって点が取れたり取れなかったりの繰り返しだと思います。
補強の話をする前に、決定機の作り方をチームで構築できないと、どんな選手を補強しても、同じことの繰り返しじゃないでしょうか？
昨シーズンの良かった時期、伊藤の飛び出しからハーフスペースの深いところに侵入する場面が、よく見られました。ああいう攻撃が構築できることを期待したいと思います。補強の話はその後かな？
●今後の試合情報♪
【ルヴァン杯・第5節】
浦和レッズ vs 川崎フロンターレ
日時：5/24（水) 19:30
会場：埼玉スタジアム2○○2
【J1リーグ・第15節】
京都サンガFC vs 浦和レッズ
日時：5/27（土) 19:00
会場：サンガスタジアム by KYOCERA
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