サッカー定食の大盛り

浦和レッズの試合を中心にレビューしています。時々、日本代表や海外サッカーにも触れていきます♪

浦和レッズvsサンフレッチェ広島〜楽な試合でなかった分、大きな勝利!〜

J1リーグ・第11節
浦和レッズ-サンフレッチェ広島
    0 前半 0
    2 後半 1
---------------
    2 合計 1


【スタメン】

 スタメンはこんな感じでした。

     カンテ 
MF 関根  安居  モーヘルグ
MF   岩尾  伊藤
DF 明本 マリウス ショルツ 酒井
GK      西川

 連戦ということで、若干メンバーを代えてきましたスコルジャ監督。コンディション面が大きな要因と思いますが、大きく見劣りすることはないかな?と感じました。


【試合は広島ペース】

 前節の京都に続き、サンフレッチェ広島も強度の高いチーム。前半、及び後半の60分過ぎまでは広島ペースだったと思います。強度が高い上に、寄せるスピードとか連動性なんかは広島の方が上だったかなと。
 広島のハイプレスに対して、浦和は岩尾を中心にビルドアップを試みますが…途中からはリスクを回避して、裏へのロングボールが増えていたかな、という印象。個人的には悪印象ではありません。広島のプレスに対して真っ正直にビルドアップを繰り返したら、とんでもないボールロストが続出しかねません。
 気になるのは、この試合に限らず、岩尾を狙われるケースが多く、けっこう危ない形でボールを失うシーンも見られること。他チームのスカウティングが進んでるのかなと思います。連戦中はリカバリー中心になってしまうと思いますが、連戦後は代表ウィークがあるので、リフレッシュをしつつ戦術的な修正を期待してます。

 結局、広島ペースで前半を終え、後半の立ち上がりに先制点を奪われるという、苦しい展開。ここまでは完全に「負けゲーム」だったかなと。


【選手交代で、流れを変えて逆転!】

 先制された浦和でしたが、選手交代をきっかけに試合の流れを変えます。カンテに代えて興梠、モーベルグに代えて大久保、岩尾に代えてリンセン。3枚替えを敢行し、安居をボランチに下げるという手を、スコルジャ監督は打ちました。

交代直後はこんな並びでした。

FW     興梠 
MF リンセン  関根  大久保
MF   安居  伊藤
DF 明本 マリウス ショルツ 酒井
GK      西川

その後、関根が左サイドに戻り、リンセンがセカンド・トップみたいな並びになってました。

 この交代は70.分手前辺りに行われ、この交代策によって浦和の攻撃が一気に加速。ある意味、ベストメンバーになったので当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、この交代策は見事でしたね。
 更に言えば、この時間帯から広島の守備にスペースができ始めたことも、影響はあったと思います。
 不利な状況に追い込まれた浦和でしたが、この交代から流れを変え、酒井のゴールで追いつき、伊藤のゴールで逆転。選手を代えるたびに状況が悪くなる広島とは対照的でした。


【伊藤敦樹のプレーに胸熱】

 決勝ゴールを決めた伊藤でしたが、ゴール以外でも素晴らしいプレーをしてましたね。酒井のゴールをアシストしたのも伊藤でした。他にも1対1でボールを奪いきったり、前線への飛び出しで推進力も見せてました。
 この試合で最も躍動してた選手の1人でしょう。今シーズン、伊藤のユニフォームを買って本当によかった(笑)

 個人的には、関根も決めてくれたら最高だったのですが…あんなに躍動する関根を久しぶりに見た気がします。守備や運動量で頑張る関根もいいですが、やっぱり関根はああでなくちゃ!2017年の広島戦を思い出してしまいました。
 次は鹿島戦。そろそろ関根が決めるところを見たいですね♪


●今後の試合情報♪

【J1リーグ・第16節】
浦和レッズ vs 鹿島アントラーズ
日時:6/4(日) 17:00
会場:埼玉スタジアム

【天皇杯・2回戦】
浦和レッズ vs 関西大学
日時:6/7(水) 19:00
会場:浦和駒場スタジアム

【J1リーグ・第17節】
横浜FC vs 浦和レッズ
日時:6/11(日) 18:30
会場:ニッパツ三ツ沢球技場

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