サッカー定食の大盛り

浦和レッズの試合を中心にレビューしています。時々、日本代表や海外サッカーにも触れていきます♪

浦和レッズvsガンバ大阪〜ガンバに逆転勝ちのレッズ!しかし興梠&リンセンの2トップは機能せず! 〜

J1リーグ・第13節
浦和レッズ-ガンバ大阪
   1 前半 1
   2 後半 0
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   3 合計 1


【スタメン】

 スタメンはこんな感じでした。

FW    興梠 リンセン 
MF 小泉      関根
MF   岩尾  安居
DF 荻原 マリウス ショルツ 明本
GK      西川

 前節の鳥栖戦から、再びメンバーを入れ替えてきました。ACLの決勝から中3日で試合が続いているため、コンディション面も考慮に入れてのことかな?と思います。
 このメンバーを見た時は、興梠とリンセンの2トップに期待をしたのですが…


【機能しなかった2トップ】

 期待を込めて、興梠とリンセンの2トップを見たのですが、結果から言うと機能したとは言い難いですね。興梠は効果的にポストに入っていたし、PKを取った裏抜けを素晴らしかったと思います。
 対してリンセンですが、ハーフタイムで交代も致し方ないかなと。裏を狙うのはいいのですが、単発というか周りと合ってないというか…もちろん、リンセンだけが悪いのかと言われると、周りも合わせなくてはいけない部分もあるかと思いますが…
 私の想像になってしまうのですが、結果(ゴール)にこだわる余り、裏を取って一本のスルーバスでゴール。ということを意識しすぎてるかもしれませんね。もちろん。一本のスルーバスでシュートに持っていければ理想ですが、サッカーは相手がいるスポーツ。そう簡単にはいかないでしょう。
 シュートチャンスを伺う裏抜けだけでなく、リンセンが裏を狙うことで相手のCBを牽制し、興梠のポストプレーを助ける。そんな裏狙いもあっていいと思います。


【大久保と安居のゴールで勝負あり!】

 先制されたレッズでしたが、前半の終了間際に興梠が獲得したPKをショルツが決めて同点。後半頭から伊藤と大久保を投入すると、完全にレッズペースに。
 セットプレーの流れからショルツのアイディア溢れるループパスから大久保が押し込んで逆転!更にガンバのビルドアップのミスから高い位置でボールを奪うと、安居のゴールで追加点。これで試合が決まった感がありました。
 注目したいのは、セットプレーと相手のミスからゴールを奪ったこと。何となく、強かった頃の鹿島っぽい点の取り方のように思います。レッズサポとしては「鹿島っぽい」という言葉に抵抗は感じますが(笑)
 冗談はともかく、強いチームの点の取り方だと、私は思ってます。


【これからの課題】

 前半は苦しんだものの、しっかりと勝ちきった試合。と言えるのではないでしょうか。失点はしたものの、内容的にもガンバを上回っていたと思います。
 西川の安定感は抜群だし、ショルツとホイブラーテンのCBコンビも盤石。明本と荻原の両SBはしっかりと闘ってました。
 しかし前線に関しては物足りなさが残ります。特に外国人選手に対しては、個人的に不満があります。リーグ優勝を目指すには、前線で違いを生み出せるタレントが欲しい。そして、そのための外国人選手だと私は思います。
 カンテ、リンセン、シャルク、モーベルグ。彼等の活躍が必須です。彼らの数字が伸びれば、首位の神戸を捉えることが可能になります。
 ACL決勝が終わり、チームは次のフェーズに入ってくると思います。ここから、彼らの巻き返しに期待します。


●今後の試合情報♪

【J1リーグ・第14節】
アビスパ福岡 vs 浦和レッズ
日時:5/20(土) 13:00
会場:ベスト電器スタジアム

【ルヴァン杯・第5節】
浦和レッズ vs 川崎フロンターレ
日時:5/24(水) 19:30
会場:埼玉スタジアム2○○2


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