サッカー定食の大盛り

浦和レッズの試合を中心にレビューしています。時々、日本代表や海外サッカーにも触れていきます♪

浦和レッズvs柏レイソル〜浦和レッズ快勝♪シャルク、知念、J1初ゴール!〜

Jリーグ・第29節
浦和レッズ-柏レイソル
   2 前半 0
   2 後半 1
------------
   4 合計 1


【スタメン】

 スタメンはこんな感じでした。

FW     松尾
MF  シャルク 大久保 関根
MF   岩尾  伊藤
DF 明本 知念 ショルツ 宮本
GK      彩艶

 苦しいメンバー編成が続く浦和ですが、スタメンはこんな感じでした。試合前は最終ラインに不安を感じましたが、試合が始まると、そんな不安を払拭してくれました。まさに、いい意味で裏切ってくれたかな?と思います。


【システムのかみ合わせ】

 浦和に対する柏のシステムですが、DAZNでは3−3−2−2と表記されていました。3−5−2(中盤逆三角形型)とか、3−1−4−2とも言えますね。
 浦和の2ボランチ+1トップ下に対して、柏の1アンカー+2インサイドハーフってことで、中盤がガッチリ噛み合いそうな感じですが、例によって浦和は可変します。

FW      松尾
MF シャルク 大久保 伊藤 関根
MF      岩尾
DF  明本 知念 ショルツ 宮本
GK      彩艶

 こんな感じの立ち位置になるので、柏の立ち位置とはギャップが生じます。
 柏のシステムの急所は3バックの横のスペースか、1アンカーの両脇。ここを突きたいところですが、4−1−4−1に可変する浦和にとって、柏の並びは相性が良いですね。
 柏のアンカーに対して、伊藤と大久保がアンカー脇にポジションを取れるからです。アンカー脇のスペースを、柏がどうやってケアしてくるのかな?と思ってましたが、ネルシーニョ監督の選択は、前プレスでした。
 2トップと2インサイドハーフでプレスをかけ、アンカー脇のスペースに効果的なパスを入れさせない。非常にアグレッシブな守備をしてきました。
 が、しかし!浦和のビルドアップは、更に上を行ってました。特に岩尾のポジショニングと捌きが抜群で、ことごとく柏のプレスを回避。ポールを前線に供給していました。
 柏がシステムを変えるまでは、本当に一方的な展開で「何点入るのかな?」と思ったぐらい、浦和はやりたいことができてるように見えました。


【松尾とシャルクのゴールは狙い通り】

 浦和は狙い通りに試合を運べてたと思いますが、その中で先制して、2点目を取れたと言うのも大きかったと思います。
 先制点の起点は知念。近くに岩尾もいたはずなのですが、よくあそこにパスを入れましたね。「チャレンジするんだ」という前向きな姿勢と共に、落ち着いて試合に入れてた証拠だと思います。
 そのパスを受けた大久保が圧巻でした。「アンカー脇」という狙い通りの位置でパスをうけただけでなく、前に出てきた柏のストッパーを一瞬にして交わし、見事にひっくり返してしまいました。小泉や江坂とは違う、大久保らしいプレーだったと思います。
 そして仕上げは松尾。知念と大久保のお膳立て…と言えばそれまでですが、落ち着いて決めてくれたと思います。

 2点目も同じような感じで、やはり伊藤がアンカー脇のスペースでボールを受け、そこから見事なスルーパス。推進力に加え、ああいうスルーパスを出せるとなると…伊藤に関して気がかりなのは、ヨーロッパへの移籍ぐらいでしょうか?(笑)
 そして、伊藤のスルーパスを受けたのはシャルク。1度はGKに阻まれるものの、打ち直しのシュートでネットを揺らしました。何よりゴール後の雄叫びが良かったですね!魂に響きました。


【このメンバーでこの勝ち方は大きい】

 後半に関しては、勝負が決まった感があったので…という感じでしたが、良い試合ができたと思います。終了間際の失点が余計だったとか、突き詰めれば課題はあるかもしれません。
 ですが、調子を落としてるとはいえ、柏相手に、ベストとは言えない布陣でこの勝ち方は、非常に大きいと思います。知念や宮本にとっては自信に繋がるだろうし、休んでいる酒井や岩波にも、良い刺激になるでしょう。
 確実に強くなってる。そんなことを感じた試合でした。


●今後の試合情報♪

【J1リーグ・第26節】
浦和レッズ vs セレッソ大阪
日時:9/14(水) 19:30
会場:埼玉スタジアム2○○2

【J1リーグ・第30節】
湘南ベルマーレ vs 浦和レッズ
日時:9/17(土) 19:00
会場:レモンガススタジアム

浦和レッズのブログ集
にほんブログ村 サッカーブログ 浦和レッズへ
にほんブログ村

大人気のサッカーブログ
にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村