サッカー定食の大盛り

浦和レッズの試合を中心にレビューしています。時々、日本代表や海外サッカーにも触れていきます♪

浦和レッズvs全北現代〜まさに2007年の再現!〜

ACL・準決勝
浦和レッズ-全北現代
 1  前半  0
 0  後半  1
 0 延長前半 0
 1 延長後半 1
-----------
 2  合計  2
-----------
 3  PK  1


【スタメン】

 スタメンはこんな感じでした。

FW     松尾
MF  関根 小泉 モーヘルグ
MF   岩尾   伊藤
DF 大畑 ショルツ 岩波 酒井
GK      西川

 浦和のスタメンはお馴染みという感じしたね。目まぐるしくスタメンが代わったグループステージに比べ、この3連戦はほぼ固定という感じ。選手の序列が整理さるてきたんでしょうね。
 全北の監督って、2007年に対戦した城南のキャプテンではないでしょうか?


【2007年を思い出す展開】

 この試合に関しては内容はどうでもいいです。何も言えません。得点経過からPK戦という展開は、まさに2007年を思い出させる展開でした。
 2007年はワシントンのゴールで先制し、一度は逆転されるものの、長谷部の起死回生のゴールで追いつきPK戦へ。そして、あのPK戦…

 対してこの試合も、松尾のゴールで先制したものの追いつかれ、延長の後半に逆転されるという展開。2007年より苦しい状況だったと思います。
 同点ゴールは酒井の魂のタックルから。ボール奪取だけでなく、あの時間帯にあそこまで走り込んだ酒井は見事でした。とはいえ、酒井のクロスをゴール前で見事に合わせたわけではなく、大久保のシュートがミートしなかったように、やや混戦という状況に。
 明本のヘディングシュートからのこぼれ球を、最後にユンカーが押し込みました。利き足の左ではなく、右足というところも、チーム全員の気持ちで押し込んだ印象を持ちました。


【Pride Of Urawa からPK戦の旗】

 延長線も残り5分というところで逆転され、逆境に立たされましたが、そこで湧き上がったチャントが「Pride Of Urawa」結果、勝ち上がったから言えることですが、温存していた伝家の宝刀を抜いた!という感じでした。
 誰もが下を向いてしまうような状況でしたが、あのチャントが始まると、スタジアムの空気が変わるんですよね。埼スタジが赤い要塞に変わると言っても、過言ではないと思います。
 浦和の選手に、どれだけ力を与えたかはわかりませんが、少なくとも全北の選手のプレッシャーにはなったと思います。

 そしてPK戦での旗は、まさに2007年の再現。あれから15年たったんですね。15年前はテレビで見ていた少年が、今回は旗の中にいた。なんて人もいたことでしょう。
 西川もよく止めました。2失点ほしたものの、決定機阻止が何度もあったし、この試合でも西川の存在は大きかったです。


【決勝は来年の2月】

 今だに興奮冷めやらぬ…という感じですが、決勝までは日が空いてしまいます。決勝は来年の2月なんですよね。Jリーグの開幕と重なりそうですし、まさに開幕のタイミングなので、コンディションの持って行き方が難しくなりそうですね。
 編成面ては、レンタルでの加入になっている岩尾の去就はどうなるのか?酒井の契約も今シーズンまでという話もあります。強化部の腕の見せどころですね。

 最後に、コロナ禍以降に加入した選手にとっては、この試合の経験は大きいと思います。大舞台での埼スタの雰囲気と痺れるような試合。
 「全開」というわけには行かなかったと思いますが、本当の埼スタの姿を、選手たちに見せることができたのではないでしょうか。


●今後の試合情報♪

【J1リーグ・第28節】
鹿島アントラーズ vs 浦和レッズ
日時:9/3(土) 18:00
会場:県立カシマサッカースタジアム

【J1リーグ・第28節】
浦和レッズ vs 柏レイソル
日時:9/10(土) 19:00
会場:埼玉スタジアム2○○2


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