サッカー定食の大盛り

浦和レッズの試合を中心にレビューしています。時々、日本代表や海外サッカーにも触れていきます♪

興梠慎三の移籍~また必ず!~

 夏から噂になっていた興梠の移籍。ついにクラブから公式発表がありました。個人的な感情を言えば、いちばん聞きたくないニュースだったし、興梠には浦和レッズにいて欲しかった。
 2017年のユニフォームは「30番・興梠」でした。興梠のユニフォームを着て、埼スタでのACLに全て参戦し、優勝の瞬間に立ち会えたことは、私にとって、いちばんの宝です。


●興梠の選手としてのキャリアを考えてみる

 個人的な感情ばかり言っても仕方ないので、ここからは冷静に書きていきたいと思い出す。興梠の選手としてのキャリアを考えた場合、このまま浦和レッズで引退するという選択肢もあったと思います。
 実際、2021年シーズンの出場も途中出場が多く、興梠のタイプ的に途中出場では力を発揮しにくいかと。興梠は万能型で何でもできる反面、爆発的なスピードとか相手を圧倒する高さなど、短い時間でも活きる特徴に欠けるかと思います。やはりスタメンで出場し、70分位の出場時間を与えられて活きる選手だと思います。
 このまま「浦和のエース」として惜しまれながら引退するのも、充分アリだったかもしれません。

 ところが、そんな興梠にコンサドーレ札幌からオファーがありました。興梠が現役を続けるなら、このオファーを前向きに考えるのは、普通のことでしょう。
 札幌の監督はミシャ。興梠に合ってるのは言うまでもなく、このままレッズにいるよりは、スタメンで出場するチャンスもあるだろうし、ある程度の出場時間を確保できれば、試合勘やコンディションも戻るだろうし、そうすれば、まだまだできるんじゃなきかな?と思います。


●興梠の引退後のキャリアを考えてみる

 以前、引退後のキャリアについて、興梠のコメントを目にしたことがあります。その時は「レッズのフロント」と答えてました。リップサービスもあったかもしれませんが、少なくとも選択肢の1つにはなってるのかな。と思います。というか思いたい!
 将来的に、興梠が浦和レッズのフロントに入るのなら、このまま浦和レッズで引退するより、他のクラブでプレーするのもアリだと思います。

 特に札幌は、野々村社長になってから色々なことにチャレンジしてます。東南アジアの選手を獲得してるのが、いちばんわかりやすい例ですね!
 ミシャの元でプレーしながら、野々村さんの「社長としての采配」を見て、色々なことを感じて欲しいと思います。そして浦和に戻って来て、フロントで仕事をするようになった時、その経験をいかんなく発揮して欲しいと思います。

 私の妄想たっぷりという感じですが、興梠が浦和レッズのフロントに入る頃、啓太が浦和レッズの社長だったら嬉しいですね♪


●また必ず!

 興梠が浦和レッズに来た時のこと、昨日のことのように思い出します。「鹿島から浦和」という、ある意味禁断の移籍とも言えたかもしれません。レッズサポーターの中には「鹿島の選手なんていらねぇ!」と思った方もいたかもしれません。私は「難しい決断だっただろうな」と思ってました。
 最初は、なかなか点を取れなかった興梠でしたが、点を取れなくても興梠のプレーは、私の心をわしづかみにしました。安定したポストプレーで周りの選手を活かしたり、裏に抜け出す動きで相手DFと駆け引きしたり。
 「そのうち点を取るでしょ?」とお気楽に考えてた私でしたが、その後の興梠は、私の期待を遥かに上回る活躍をしてくれました。まさに「浦和のエース」になりました。そして、もちろん「浦和の漢」になったと思います!
 レンタルとは言え、興梠の移籍は寂しい限りですが、この移籍は興梠にとっても、浦和レッズにとってもプラスになると信じてます。「興梠慎三!また必ず!」


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