東京五輪が始まりました。Jリーグは中断期間に入ってるわけですが、ここまでの浦和レッズの戦いを振り返ってみたいと思います。
【昨シーズンの成績】
まずは昨シーズンの成績を振り返りたいと思います。
J1リーグ 10位/勝ち点46(13勝7分14敗)
得点43 失点56
ちなみに優勝した川崎は、26勝5分3敗で勝ち点83。ACLの出場権の3位だった名古屋は19勝6分9敗で勝ち点63でした。
【今シーズンの目標】
ACLの出場権獲得。
※リーグ戦で3位以内。もしくは天皇杯優勝。
【ここまでの成績】
J1リーグ(22試合消化時点)
10位/勝ち点35(10勝5分7敗)
得点24 失点23
このペースで行くと勝ち点は60辺りですね。昨シーズン3位の名古屋が、34試合で勝ち点63だったことを踏まえると、もう少しペースを上げたいところです。
ちなみに首位の川崎は、22試合を消化して18勝4分0敗で勝ち点58。ACL出場権である3位の神戸は22試合消化して11勝8分3敗で勝ち点41です。
現時点で、神戸との勝ち点差が6なので、まだまだチャンスはありそうです。
数字の上では、昨シーズンを上回るペースですので、ここまでは上々ではないでしょうか。内容的にも、ポゼッションはできるようになってますし、5レーンを意識してプレーできてると思いますし、そういう意味では、ポジショナルプレーの理解度も上がってると思います。
選手個人について触れると、関根なんかは、昨シーズンは戦術理解度が上がってないかな?と思ってましたが、今シーズンは良くなってると思います。
柴戸も、昨シーズンはボールを持つと危なっかしく見えましたが、今シーズンはボールを持てるようになってますし、確実に上手くなってると思います。もちろんミスもありますが、ミシャ時代に上手くなった啓太の姿と重なる部分があります。
【新戦力の奮闘】
ここまでを振り返るに当たり、新戦力の奮闘に触れないわけにはいかないですね。ここで試は、小泉、明本、伊藤(敦)の3名を挙げたいと思います。3名とも期待以上の活躍をしてくれてると思います。
まず小泉ですが、ボールを引き出すのが上手いですね。立ち位置が良いと思います。相手DFの間に入って、良い意味で中途半端なポジションをとり、パスを引き出してます。
又、パスを受けた後は前を向くことを意識してるのが伝わってきます。ターンをする時、両足を使えるのが、大きな武器になってますね。両足を使えるので、右回りでターンするか、左回りでターンするかを選択できるのが大きい。
続いて明本ですが、まさに「ミスターハードワーカー」ですね。レッズサポーターが好きなタイプの選手ですよね。いつの間にか、SBでスタメン出場するようになってますが、案外適任かもしれません。左利きですしね。
オーバーラップをした際、スペースでボールを受けるので、好印象を持ってます。
最後に伊藤(敦)ですが、個人的にいちばん好きな選手ですね。ボール奪取能力もあるし、カバーリングも的確だと思います。高さもあるので、最終ラインの前で跳ね返すこともできます。
攻撃面では、ビルドアップの際には、CBの間に降りたり脇に降りたりと、状況により使い分けてます。開幕当初は、楔のパスに物足りなさを感じましたが、その辺りも成長してるかなと思います。ミドルシュートを狙う姿勢も感じるし、来シーズンのユニフォームは「17番」で決まりですね!
ここまで新戦力を絶賛してきましたが、物足りなさを感じてるのも事実です。J1に残留できればOK。というチームなら、今のままで充分ですが、浦和レッズは「優勝を目指すチーム」のので。彼らは、もっともっとやってもらわないと困るし、期待しても良い選手達だと思います。
【追記】
ここまでは良いシーズンを送れてるし、また新しい選手も加入してるので、後半も期待できると思ってます。ただし、今シーズンの目標である「ACLの出場権」に対しては複雑な想いを持ってます。
確かに、あの舞台に戻りたいという気持ちはありますが、来シーズンの目標は「リーグ優勝」です。ACLを戦いながらリーグ優勝をするのは、相当にハードルが高いと思います。何しろ、川崎の上を行かなければならないのですから。
今シーズンに関しては、ACLの出場権という目標は持ちつつ、内容を高めることにプライオリティを置く。そして来シーズンはリーグに専念して、Jリーグチャンピオンとして、再来年のシーズンにACL出場。というのもアリだと思ってます。
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