ヨーロッパCL決勝
パリSG VS バイエルンミュンヘン
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パリSG VS バイエルンミュンヘン
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というわけで、スコア 0-1 でバイエルンが優勝しました。近年、まれに見る好ゲーム。まさに、CLの歴史に残る決勝戦だったと思います。
⚫スコア以上に攻撃的な試合
スコアは 0-1 でしたが、決して守備的な試合ではなく、アグレッシブな印象を持った90分でした。それは両チームの守備のやり方にあったと思います。
両チーム共にゴール前を固める守備ではなく、前からボールを奪う守備を、キックオフから続けていました。特にバイエルンのハイラインは相変わらずで、最終ラインの裏には、常に広大なスペースがある状態。前からのプレスに自信があると同時に、ノイアーというGKがいるからこそ、あそこまでラインを上げることができるんでしょうね。
対してパリは、バイエルンほど高いラインではありませんでしたが、前線からの激しいプレスはバイエルンに負けてなかったと思います。特に、ネイマールのプレスには鬼気迫るものがあり、パリのこの試合に描ける覚悟のようなものを感じました。ネイマールにあそこまで守備をやらせることに賛否両論あると思いますが…
⚫試合を盛り上げた立役者
全ての選手がハイレベルで、尚且つ手抜きせずに走ってました。全員が立役者と言いたいところですが、それではブログの記事にならないので、両チームから1人ずつ挙げたいと思います。 パリは中盤のマルキーニョス。バイエルンはミュラー。
まずパリのマルキーニョスですが、積極的に前に出てプレスをかけたり、インターセプトを狙ったり、時にはゴール前に飛び込んでフィニッシュに絡んだり。まさに獅子奮迅の働きでした。パリの失点シーンでは戻りが遅れてましたが、個人的には敢闘賞をあげたいと思います。
対してバイエルンのミュラーですが、守備の時に、味方のサポートをするために、鬼のように走ってました。ムバッペと1対1になりそうだ!助けに行かなきゃ!ネイマールがボール持ったそ!ダッシュ!みたいな感じで、常に味方をサポートして数的優位を作ることに貢献してました。てか、トップ下の選手にあそこまで守備に走られたら、相手チームはたまったもんじゃありません。まさに「自由に守備参加するトップ下」
⚫得点シーン
決勝ゴールを決めたコマンはパリの下部組織出身ということで、より劇的なゴールになりました。クロスに対して、ミュラーが潰れ役になり大外から入ってきたコマンが決めた素晴らしいゴールだったと思います。
パリ側からすると、マルキーニョスの戻りが遅れたことが痛かったかな?マルキーニョスの戻りが遅れた分、チアゴ・シウバが前に釣り出されてしまい、結果としてパリのケーラーがバイエルンのレヴァンドフスキとコマンの2人を見なければいけない形になってしまいました。
⚫大会を通して
前回チャンピオンのリバプールがA・マドリーに敗れ、レアル・マドリーやマンチェスターCもベスト4を前に敗退。本命と思われていたクラブが続々と敗退する中、決勝に勝ち残ったパリSGとバイエルンは素晴らしかったですね。しかも、固い試合になりがちな決勝戦で、あんなにアグレッシブな試合をしてくれました。
コロナによる中断や、ポルトガルでの1ヶ所集中開催など、通常のシーズンとは異なったレギュレーションで、難しい大会だったと思います。来シーズンは通常のレギュレーションに戻り、1日も早く、スタジアムにサポーターが入った状態で試合ができるようになることを願っています。
最後に「解説は元日本代表の戸田和幸さん」で本当に良かったです!
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