サッカー定食の大盛り

浦和レッズの試合を中心にレビューしています。時々、日本代表や海外サッカーにも触れていきます♪

浦和レッズvs北海道コンサドーレ札幌〜何とも言えない結果と内容かな?〜

Jリーグ・第27節
浦和レッズ-コンサドーレ札幌
    0 前半 0
    1 後半 1
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    1 合計 1


【スタメン】

 スタメンはこんな感じでした。

FW    リンセン ユンカー 
MF  小泉    大久保
MF   岩尾  伊藤
DF 大畑 ショルツ 岩波 酒井
GK      西川

 勝利した前節の鳥栖戦と同じメンバー。札幌は引いて守るわけはありませんので、裏のスペースはありそうだし、ユンカー&リンセンの一発に期待したい!というところでしょうか。
 ただし、この二人を前線に並べて札幌のビルドアップにどれだけ制限をかけられるのか?という疑問を持ったのが率直な感想でした。 


【システムのかみ合わせ】

 札幌はミシャの代名詞である、3−6−1をベースにした可変システム…と思いきや、守備時は4バックっぽい並びだったかなと。基本の立ち位置を変えることで、マークする相手をはっきりさせるのが狙いだったのかな?
 ミシャが守備を重視する時は、捕まえる相手をはっきりさせますね。この手法は、浦和時代にもやっていました。浦和をリスペクトしたのか?J1残留を決めるために結果に比重を置いたのか?


【前半の闘い方】

 前半は攻める札幌に守る浦和。という構図でした。特に25〜30分ぐらいまでは顕著でしたね。こうなった原因はどこにあったのでしょうか?

 その原因は、単純に浦和がポゼッションを捨てたから。というと聞こえが悪いですが、割り切って引いて守り、リスクを避けてロングボールを中心に使った。って、あまりフォローになってないかな?(笑)
 これには賛否両論あると思いますが、前線がユンカーとリンセンでは、松尾や小泉ほどのプレス強度は望めません。前線のプレス強度が弱まれば、前から奪いに行くのはリスクです。逆に言えば、ユンカーとリンセンは守備で走らなくていいから、その分のパワーを攻撃に使ってくれ!ということだったのではないでしょうか?
 結果的に2人は点を取れなかったので、この辺りをどう評価するかですね。もちろん前後が分断されたというか、前線と中盤の距離が空いてしまい、2人は孤立しがちでした。ロングボールに対してリンセンが競っても、中盤の押し上げが間に合わず、セカンドボールを札幌に拾われてしまっていた。という気の毒な一面はあったと思います。


【後半の闘い方】

 対象的に後半は浦和が攻め込む場面が増えました。札幌の運動量が落ちたことも影響してたと思いますし、運動量が落ちたことで、スピードのある松尾や運動量豊富な明本が活きたとも言えると思います。
 ほぼマンマークで守っていた札幌でしたが、さすがに90分続けるのは無理があるかと。マークの受け渡しがない分、走るエリアも広がりますし、常に1対1で守るのでカバーがいない緊張感も相当でしょう。

 このようなゲームプランというか展開なら、ボランチも柴戸がスタメンで後から伊藤の方がよかったのでは?というのが個人的な見解です。
 引いて守る前半は柴戸、繋ぎの増えた後半は伊藤。この方が選手の特性、チームのやり方、札幌の状態とマッチしたと思います。まあ、後出しジャンケンみたいですけどね〜


【最後まで勝利を目指すべき】

 優勝もなければ、J2降格もない。ACLの出場権も…という状況で、選手もモチベーションの保ち方が難しいと思います。こういう状況になると「来シーズンの為に若手を…」という声を聞きますが、私は反対です。
 特に次節の相手は横浜F・マリノス。この時期に首位を走るチームとやれるなんて、ある意味チャンスです。優勝がかかったチームの緊張感やモチベーションを肌で感じるチャンスです。
 マリノスにあって、レッズに足りなかったものは?こんなことを感じ取ることも、できるかもしれません。絶対にベストメンバーで行くべきです。本気でリーグ優勝を目指すなら、優勝がかかったマリノスに対して、ベストメンバーで本気で勝ちに行くべきです。来シーズン優勝争いをして、首位攻防とか天王山と言われる試合を迎える日のためにも…


●今後の試合情報♪

【J1リーグ・・第33節】
横浜F・マリノスvs 浦和レッズ
日時:10/29(土) 15:00
会場:日産スタジアム

【J1リーグ・第34節】
浦和レッズ vs アビスパ福岡
日時:11/5(土) 14:00
会場:埼玉スタジアム2○○2

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