サッカー定食の大盛り

浦和レッズの試合を中心にレビューしています。時々、日本代表や海外サッカーにも触れていきます♪

南野と冨安の対戦が実現!〜リヴァプールvsアーセナル〜

 代表ウィークが明け、所属クラブに戻った日本代表選手たち。国内ではJリーグが再開され、世界各地でリーグ戦が再開されまてます。
 私は、週末は浦和レッズを応援し、マリノスに勝利したことに歓喜!余韻に浸る間もなくプログをアップして一息…する間もなく、週明けに、DAZNでもう1試合観戦。代表ウィーク前から楽しみにしていた試合です。
 それは、プレミアリーグ・第12節のリヴァプールvsアーセナル戦です。場所はリヴァプールのホーム。「要塞」アンフィールドです。


【試合結果とスタメン】

2021〜2022シーズン
プレミアリーグ・第12節

リヴァプール-アーセナル
   1 前半 0
   3 後半 0
-------------
   4 合計 0


●リヴァプール・スタメン

FW  S.マネ   ジョタ   M.サラー
MF   チアゴ     チェンバレン
MF      ファビーニョ
DF ツィミカス ファンダイク マティップ A.アーノルド
GK       アリソン

 リヴァプールのスタメンはこんな感じでした。左SBのロバートソン、中盤のヘンダーソン、前線のフィルミーノは負傷。ヘンダーソンはベンチ入りした以外はメンバー外でした。
 左WGにはセネガル代表のS.マネがスタメン。冨安がマッチアップする相手ですね。相手に不足なし!という、まさにワールド・クラスの選手ですね。


●アーセナル・スタメン

FW      オーバメヤン
FW      ラカゼット
MF スミス.ロウ        サカ
MF    ロコンガ   トーマス
DF タヴァレス カヴリエウ ホワイト 冨安
GK      ラムズデール

 アーセナルの表記は迷ったのですが、上記のように表記しました。ラカゼットがトップ下の4−2−3−1とも言えるし。まあ私の感じたまま…ということで、ラカゼットのポジションはオーバメヤンと縦関係の2トップ。としました。
 アーセナルにも負傷者がいて、左SBのティアニーとボランチのジャカが離脱中。特にティアニーの離脱が残念ですね。好きな選手なので♪


【試合はリヴァプールがアーセナルを圧倒】

 試合はリヴァプールの圧勝。4対0というスコア通りの内容でした。それどころか、アーセナルのGK・ラムズデールのファインセーブがなければ、リヴァプールがあと2点ぐらい採ってたかもしれません。
 ビルドアップ時に後ろを3枚気味にするリヴァプールに対し、アーセナルはサカを前に出し、3トップ気味にして前プレスを敢行しますが、リヴァプールが上を行ってました。チアゴのポジション取りが上手かったのと、ファンダイクの正確なフィードが目についた所でした。
 で、ファンダイクのフィードの先には、サラーとかマネという怪物が待ってるわけです。アーセナルが上手く回収しても、そこから鬼のようなゲーゲンプレスが襲ってくる。あのプレスを回避できるのは、マンチェスターCぐらいかと。
 冨安が加入後、無敗を続けていたアーセナルでしたが、リヴァプールには完敗。冨安にとっても、悔しいプレミア初黒星となりました。


【冨安のパフォーマンス】

 チームとして完敗したアーセナルでしたが、冨安の出来はそこまで悪くなかったように思います。マッチアップしたマネに、けちょんけちょんにされたわけではないですし、むしろマネも本気でプレーしてたように見えました。
 ネットのニュースでも取り上げられていましたが、前半の30分過ぎに、両チームの監督であるクロップとアルテタがヒートアップし、両監督にイエローカードが出される場面がありました。
 冨安とマネの接触がきっかけでしたが、あの場面以外でも、2人は結構バトってたと思います。マネも激しかったですが、冨安も臆することなくマネに対峙してたと思うし、ある程度は封じることはできてたと思います。

 「悪くなかった」という、ある意味曖昧な表現を使いました。90分全体で見ると、冨安はよくやってたというのが私の感想ですが、チーム全体があれだけ圧倒されてしまうと判断が難しいですね。
 「悪くなかった」とは言え、1失点目のセットプレーについては、冨安の前にいたマネにヘディングで決められてしまいました。A.アーノルドの、あまりにも質の高いクロスと、いち早く落下点を捉えたマネが上だった。冨安としては、後ろに長身のマティップがいたので、そちらも気にしなければいけなかったし。

 世界のトップと渡り合うには、まだまだ成長しなければいけない反面、今の冨安にやれることは出せてたかなというのが、私の結論です。
 アーセナルは若い選手が多いですし、周りの選手と共に成長して、プレミアで優勝争いをしたり、欧州CLに出場することで、日本代表のレベリングにも繋がればなと思います。


【ゴールを決めた南野】

 この試合、もう1人の日本代表選手がピッチに立ちました。南野ですね。そして南野はゴールも決めました。南野が出場して時は、既に3対0になってました。勝敗が見えていた状態とは言え、今シーズンのプレミアリーグ初ゴールには違いありません。
 ジョタに代わって前線の中央に入った南野でしたが、ゴールシーンではマネが中央で南野はファーサイドに走り込んでいました。右サイドのA.アーノルドからグウンダーのクロスが入り、ファーに走り込んだ南野がダイレクトで合わせた。というゴールでした。
 プレーの流れからマネが中央に入ったのですが、それと入れ替わるように南野は左へ。ボールから離れる感じだったのですが、結果的にはそれが良かった♪

 とは言え、見せ場らしい見せ場は得点シーンのみ。スコアが4対0になったということもあり、チームも積極的に次の得点を狙うというよりは、試合を締めにかかりつつチャンスがあれば…という感じでした。南野としては、もっとアピールしたかっただろうし、そういう動きも見えたように感じました。

 個人的には「次の得点」というアピールより「チームの流れ」に乗ったプレーをする方が、出場機会を増やせるのでは?と思ってます。
 4対0というスコアで監督が求めるのは、きちんと試合を終わらせること。怪我人を出さず、余計なイエローカードも貰わずに、クリーンシートで終わらせることではないでしょうか?
 南野の起用を決めるのはクロップ監督である以上、試合に出た時には監督のニーズに応える必要があります。スコアレスの時に出場したら得点が求められますし、リードしてる場面では守備優先されるでしょう。
 ゴールは素晴らしい結果でしたが、今後、出場機会を増やすためには、あざといぐらい守備を意識したプレーをするのも、1つの方法かもしれません。

 日本代表では色々と批判されている南野ですが、日本代表のためにも、リヴァプールで出場機会を増やして欲しいですね。「南野イラネ」なんて、私は言えません。ブラジルぐらい選手層か厚ければ話は別ですが、南野クラスの選手をいらないと言えるほど、日本代表の選手層は厚くないです。

 海外サッカーは詳しくないんですが、シンプルにプレミアリーグは面白いですね!


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