前回のエントリーでは、浦和レッズの移籍情報ということで、選手の出入りを羅列してみました。結果としては、各ポジション共、ある意味バランス良く出入りした。と言える状態でした。
今回から少し深掘りして、ポジションごとに分析してみようと思います。尚、システムは4−2−3−1を想定しました。
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加入・退団選手の一覧記事はこちら♪
移籍情報~SB・MF編~
移籍情報〜SH・FW編〜
【GK】
●退団選手
※年齢はクラブの公式発表時
塩田仁史(40歳・GK) 現役引退
●加入選手
※年齢はクラブの公式発表時
牲川歩見(27歳・GK)
水戸ホーリーホックより完全移籍
GKは塩田が引退し、水戸から牲川歩見を獲得しました。ちなみに読み方は「にえかわ あゆみ」ですね。昨シーズンは水戸で40試合に出場。身長が195cmと高さがあるGKですね。足元の技術等、特徴はわかりません。
GKの陣容ですが、下記のようになりました。
西川周作(1986年生・183cm)
牲川歩見(1994年生・195cm)
鈴木彩艶(2002年生・190cm)
年齢的には、西川と彩艶の間に牲川が入りバランスは良くなったかなと。牲川の実力がかわらないので、何とも言えない部分はありますが、リカ将のスタイルには足元の技術は必須。更に経験値という点で、西川の存在は大きいという点は、否定しようがありません。
ですが、彩艶も昨シーズンはルヴァン杯で経験を積みました。一時期は、J1でもスタメン出場をしてました。彩艶が西川を超えることができるのか?キャンプで激しい競争になると思われます。
彩艶のポテンシャルに関しては、疑いの余地は全くありませんが、今シーズンはACLに出場するため、ルヴァン杯のグループステージがありません。この辺りが、どのように影響するのでしょうか?
【CB】
●退団選手
※年齢はクラブの公式発表時
槙野智章(34歳・CB)
ヴィッセル神戸へ完全移籍
トーマス・デン(24歳・CB) 契約満了
●加入選手
※年齢はクラブの公式発表時
犬飼智也(28歳・CB)
鹿島アントラーズより完全移籍
知念哲矢(24歳・CB)
FC琉球より完全移籍
●2022年の新入団選手(高校・大学より)
※カッコ内は学校名・ポジション
工藤孝太(浦和ユース・CB)
CBに関しては、槙野とデンが抜けました。対人に強い槙野とオーストラリア代表で、アジアを知るデン。ACLを考えると痛いですね。そこで犬飼を補強したのだと思います。
犬飼は昨シーズン、J1で29試合に出場。そして、2018年と2019年には鹿島でACLに出場しています。優勝した2018年に10試合、2019年は9試合に出場。CBでいえば、ショルツはACL未経験。他のポジションを見ても、浦和レッズはACLを経験している選手が、かなり減ってしまいました。
ACLがどのような日程になるのか?コロナウィルスの感染状況にも左右される可能性はありますが、CBもある程度のターンオーバーが必要になると思われます。
戦力を落とすことなくターンオーバーができ、尚かつACLを経験している選手。という意図が伝わってくる補強だと思います。
一方、知念は琉球からの加入ですね。小泉より1つ年下で利き足は左。身長は178cmですが、左利きのCBは貴重ですね。プレースタイルや特徴はわかりませんが、高さ不足を補う身体能力や読みの鋭さがあれば…と期待してます。
リカ将のスタイルなら、多少高さが足りなくても、足元の技術や左足の精度があれば、チャンスはありますしね。セットプレーの守備が気になりますが、浦和レッズには酒井がいるので、その辺りも上手くカバーできれば…
左利きのCBって、外国人監督は好みますよね。リカ将の要望があったのかもしれません。
【まとめと次回の予定】
自分なりに調べながらまとめてみましたが、CBは色んなタイプを揃えたな。という印象を持ちました。もちろんCBは代えにくいポジションなので、序列ははっきりすると思いますが、相手によってメンバーを使い分けることも、あるかもしれません。
次回は、SBとMFについて深掘りしていきたいと思います。
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