ドイツ代表に勝ったことで、マスコミに大絶賛されてる森保監督。個人的には、W杯が終わるまでは静観したいと思います。森保監督に対する評価は、W杯が終わって大会の結果が出てから…と思っているので。
その指標になるのが、グループステージ突破ということになると思うのですが、ここでグループEの状況を整理したいと思います。
●カタールW杯・グループE
チーム 勝 分 負 勝点 得失
スペイン １ ０ ０ ３ +７
日本 １ ０ ０ ３ +１
ドイツ ０ ０ １ ０ −１
コスタリカ ０ ０ １ ０ −７
順位は上記の通りですね。次節、日本代表はコスタリカ代表と対戦。裏の試合でスペイン代表とドイツ代表が対戦するわけです。
日本代表は3戦目にスペインと対戦するため、できれば次で決勝トーナメント進出を決めたいのが本音。そのような展開になるには？ということで、シミュレーションに入りましょう。
尚、日本代表が勝ち進むには、コスタリカ代表に勝つことがマストなので、シミュレーションは日本代表が勝つことを前提に進めます。決して、コスタリカ代表を舐めてるわけではありませんので、その点はご了承ください。
●日本→勝ち スペイン→勝ち の場合
カタールW杯・グループE
チーム 勝 分 負 勝点 得失
スペイン ２ ０ ０ ６ +８
日本 ２ ０ ０ ６ +２
ドイツ ０ ０ ２ ０ −２
コスタリカ ０ ０ ２ ０ −８
仮ではありますが、スコアは共に１対０での勝利。と想定してみました。日本代表とスペイン代表が共に勝ち点６となります。
最終節は日本代表とスペイン代表、ドイツ代表とコスタリカ代表の対戦となってますので、どんな結果になろうとも、ドイツ代表とコスタリカ代表は日本代表を上回ることができず、日本代表の決勝トーナメント進出が決まります。
ある意味、理想のシナリオですね♪
●日本→勝ち スペイン対ドイツ→分け の場合
カタールW杯・グループE
チーム 勝 分 負 勝点 得失
日本 ２ ０ ０ ６ +２
スペイン １ １ ０ ４ +７
ドイツ ０ １ １ １ −１
コスタリカ ０ ０ ２ ０ −８
こちらも仮ではありますが、日本代表がコスタリカ代表に１対０の勝ち。と想定してみました。この場合も、3戦目に日本が負けても、ドイツ、コスタリカ共に日本の勝ち点を上回ることはできませんので、日本代表の決勝トーナメント進出が決まります。
●日本→勝ち ドイツ→勝ち の場合
カタールW杯・グループE
チーム 勝 分 負 勝点 得失
日本 ２ ０ ０ ６ +２
スペイン １ ０ １ ３ +６
ドイツ １ ０ １ ３ ±０
コスタリカ ０ ０ ２ ０ −８
このケースが日本にとっては試練になりそうです。仮のスコアは、日本とドイツが共に１対０での勝利。と想定してみました。
このケースでは、日本、ドイツ、スペインの3チームが決勝トーナメント進出の可能性を残してます。そして、最終節のカードは「日本vsスペイン」「ドイツvsコスタリカ」です。ドイツがコスタリカに勝つ可能性が高いですね。よって、ドイツの勝ち点が6に伸びそうです。
そして日本代表がスペインに負けると、日本、スペイン共に勝ち点が6になります。結果、3チームが勝ち点6で並ぶことになります。この場合は、得失点差の勝負になりますね。
もちろん、このケースが最悪のシナリオです。勝ち点6で予選敗退なんて、地獄以外の何ものでもありません。そして、その地獄を日本は味わったことがありました。1996年のアトランタ五輪で、日本代表は勝ち点6で敗退しています。プラジルを破った「マイアミの奇跡」の時ですね。
●まとめ
3つのケースについて書いてきました。細かく言えば大量得点とか、キリがありませんので、こんな感じで終わらせようかなと。
シンプルに言えば「まずはコスタリカに勝つ！」そして、スペインとドイツの結果次第。ということですね。そして、気になるキックオフ時刻ですが…
【日本vsコスタリカ 11/27(日) 19:00】
【スペインvsドイツ 11/28(月) 4:00】
となっています。日本が先に試合をするので、スペインとドイツのことは気にせず、目の前のコスタリカに集中したいところですね。
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