サッカー定食の大盛り

浦和レッズの試合を中心にレビューしています。時々、日本代表や海外サッカーにも触れていきます♪

浦和レッズ 痛恨の引き分け!〜先制して追いつかれ、10人の相手にゴールを奪えなかった〜

Jリーグ・第6節
コンサドーレ札幌-浦和レッズ
    0 前半 1
    1 後半 0
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    1 合計 1


【DAZNダイジェスト映像】


【スタメン】

 スタメンはこんな感じでした。

FW      ユンカー
MF  明本  江坂 モーベルグ
MF   岩尾   柴戸
DF 大畑 犬飼 ショルツ 馬渡
GK      西川

 代表ウィーク前にデビュー戦ゴールを決めたモーベルグがスタメン。負傷の酒井に代わって馬渡が右SB。個人的に注目したのはボランチの並びですね。
 基本的には、繋ぐタイプのボランチが右に入ることが多かったように思います。ですが、この試合では右に柴戸、左に岩尾という並びが基本。前線の並びが、仕掛けるモーベルグが右。ハードワークの柴戸が左ということで、左右のバランスをとったのかなと思いました。


【引き分けは妥当な結果か?】

 まず、引き分けという結果は妥当なのかな?と感じました。もちろん、札幌が退場者を出したという点では、勝たなければいけない試合。という考え方もできると思いますが、立ち上がりのシャビエル選手のシュートが決まってたら…
 あれは決定的なチャンスだったと思うし、決まってたら、試合展開も違ってたかな?というのが個人的な見解です。
 そして札幌も弱いわけではなく、前から追ってきてたし、サイドチェンジからチャンスを作ってました。4バックに対して前線に5枚並べるミシャ式は健在で、敵に回すとやっかいな戦術と、改めて思いました。


【ミシャ式への対策は正しかったのか?】

 特徴的なミシャ式に対して、浦和も無策だったわけではありません。

 まずは、守備になった時の前線の立ち位置ですね。ミシャ式はボランチの1枚が最終ラインに降りて、2Cb+1ボランチの形を作りますが、1ボランチに対してはユンカーが下がって、ボランチを監視さてました。
 そして、サイドの選手や江坂が2CBの所へ行って…という感じで、前線の形が2トップ+トップ下みたいな形になってました。ミシャ式のビルドアップに対して前線の立ち位置を合わせた感じですね。

 そしてミシャ式のもう1つの特徴である5トップに対しては、明本が深い位置まで下がって守備をしてるように見えました。
 もちろん最初から明本が下がるわけではなく、まずは4−4−2でセットしてましたが、サイドの深い位置まで侵入された時は、躊躇なく下がってたかなと。

 総じて言うと、前からプレスに行く時、4−4−2のブロックを作る時、更に深い位置まで侵入された時、と3段階の構えを準備してたと思います。そして、その使い分けはよくできてたかなと。
 少なくとも意思統一はできてたと思うし、前と後ろがバラバラ。という場面は少なかったと思います。


【先制した後の試合運びが課題か?】

 ここまでは良いことばかり書いてきました。実際に悪い試合ではなかったと思います。「悪くないなら、どうして勝てなかったのか?」私自身も疑問を感じてます。
 疑問を感じる中で、何か挙げるとしたら、先制した後の試合運びかな?若干引いてしまったというか、自陣で試合が進む時間が増えてしまったかなと。
 先制したのでカウンター狙いの比重を上げ、結果としてポゼッション率が下がる。世界的に見ても、こういう傾向は現れるものですが、個人的には、もう少しボールを持ってもいいのかな?と感じてます。
 この辺りは、もう1度映像を見返して確認しようかなという感じですね。もちろん、前半の終わり間際のチャンスでユンカーが決めてれば…その次のCKの流れからのチャンスをものにできてれば…なんですけどね〜
 

●今後の試合情報♪

【J1リーグ第7節】
浦和レッズ vs 清水エスパルス
日時:4/6(水) 19:30
会場:埼玉スタジアム2○○2

【J1リーグ第8節】
FC東京 vs 浦和レッズ
日時:4/10(日) 14:00
会場:味の素スタジアム


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