カタールW杯・アジア地区最終予選
日本代表-サウジアラビア代表
1 前半 0
1 後半 0
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2 合計 0
結果については日本の勝利。
【スタメン】
FW 大迫
FW 南野 伊東
MF 守田 田中
MF 遠藤
DF 長友 谷口 板倉 酒井
GK 権田
中国戦と同じメンバーでしたね。まあ妥当と言えば妥当と言えますし、人によっては不満を感じるのかな?
【伊東純也が1得点1アシスト】
この試合でも伊東純也が活躍しました。先制点のシーンですが、酒井宏樹がスペースへ出したボールに対し、走り込んだ伊東。サウジアラビアのDFとの競り合いになりましたが、正直言って「ちょっとキツいかな?」と思いましたね。ボールに対する位置関係では不利だったと思うんですが、なんとマイボールにしてしまい…
マイボールにしたことも凄かったですが、その後も凄かった!サウジアラビアのDFを交わし、冷静に中を見ながらクロスを入れてました。
伊東のクロスに対して、中央に走り込んだのは大迫でしたが、マークに来たサウジアラビアDFをあざ笑うかのようなスルー。批判されがちな大迫ですが、自分へのマークとか、ファーに走り込んでた南野とか、周りが見えてるんでしょう。非常に冷静な選択だったと思います。
そして決めたのは南野。大迫がスルーしたボールを受け、サウジアラビアDFを交わして左足でシュート。見事な先制ゴールとなりました。
酒井のパスを起点に、前線の3人が絡んだ素晴らしいゴールだったと思います。
後半の追加点は伊東純也!まさに圧巻とはこのことですね。これで4試合連続ゴールですか!この最終予選、苦しいスタートを切った日本代表でしたが、今のところ、伊東純也が救ってくれてます。
次はオーストラリアとのアウェー戦ですが、伊東のスピードは強力な武器になると思いますので、ゴリゴリ仕掛けていいと思います♪今の日本代表にとって「戦術・伊東純也」は最大のストロングポイントでしょう。
【戦術・伊東純也でいいのか?】
「個の力に頼ってる」という指摘もあるかと思います。そして、それは事実だと思います。ただ、伊東のスピードに頼るのは悪くないと思うし、実際に日本代表のストロングポイントになってます。
問題は、何も考えずに「純也、行ってこい!」的な攻撃になってないか?ということでしょう。逆に意図した上で、伊東のスピードを活かす攻撃を構築してるなら、問題ないですよね。例えば、伊東のスピードを活かすために、周りの選手のフリーランニングで伊東が仕掛けるスペースを作る。ということができていれば、それは立派な戦術だと思います。
私が見た印象ですが、右サイドの酒井、中盤の田中や守田は、良い意味で伊東に気を使ってるように見えました。右サイドは上手くいってるように思います。
森保監督が指示してるのか、選手主導なのかはわかりませんが、意図を感じます。
【オーストラリア戦に向けて】
次節はW杯出場を賭けて、オーストラリアとのアウェー戦に臨む日本代表。勝ってW杯出場を決めたいところですが、最終節は、サウジアラビアとオーストラリアの対戦です。対して日本はベトナムとの対戦。試合展開によっては、引き分けでも良しです。
オーストラリアは勝ちに来るのは明白。まずは早い時間帯に失点しないように、試合に入りたいですね。守備の意識を高く持って試合に入ると思いますが、受け身になり過ぎず、前からプレスに行くか?引いてプロックを作るか?チーム全体で意思統一をすることが、大切になるでしょうか。
ブロックを作る時は、4−1−4−1ではなく、伊東を前に残して4−4−2のブロックを作るのも、選択肢として持っておいて欲しいですね。伊東を前に残すことでカウンターをチラつかせておく。オーストラリアは嫌がると思います。
色々ありましたが、あと1つ勝てばW杯出場。私も、色々と思うところはありますが、まずは素直に応援したいと思います。
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