カタールW杯・アジア地区最終予選
ベトナム代表-日本代表
0 前半 1
0 後半 0
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0 合計 1
結果については日本の勝利。得点は大迫のポストプレーから左サイドへ展開。南野がドリブルで持ち込み、ゴール前へクロス。右サイドから走り込んだ伊東がダイレクトで合わせて先制。
この1点も守りきった日本代表が、アウェーで勝ち点3を取ることに成功しました。
ちなみに現地の状況ですが、気温23℃、湿度50%とまずまず。ただし、ピッチの状態は良くなかったですね。得点シーンを見ても、南野がドリブルしてる際には、かなりボールがはずんでました。
【スタメン】
FW 大迫
FW 南野 伊東
MF 守田 田中
MF 遠藤
DF 長友 冨安 吉田 山根
GK 権田
私のスタメン願望通り、右SBは山根でした。Gkはさすがに谷の起用はありませんでしたね(笑)GKから繋ぐなら谷の方がいい!なんて抜かしてしまいましたが、あのピッチコンディションだと、GKを使ったビルドアップにはリスクがあり過ぎですね。すみませんでした〜
【4バック対5バック】
戦前の予想通り、ベトナムは5バックでした。中盤と前線の形は、中盤が3枚で2トップ。数字で表記すると5−3−2ですね。基本的には日本代表が攻めてベトナムが守るという構図でしてが、お互いのシステムがかみ合わない為、フリーになりやすい選手が出てきます。
日本がビルドアップする際には、SBがフリーになりやすかったですね。右は山根。左については、守田が降りて長友が高い位置を取っていたため、守田がフリーになってました。守田は、レアル・マドリードのクロースのようなポジションをとってました。
日本代表としては、山根と守田が前向きでボールを持つことが攻撃の始まり。という感じだったように思います。
【5バックをどうやって攻略するか?】
日本代表は、サイドで起点を作ることはできてましたが、そこから先は苦労する場面が見られました。ベトナムは5バックですが、ベタ引きという訳ではなかったんてすよね。むしろ前に出てプレスをかけてきました。
日本代表がプレスを剥がせれば良いのですが、変な失い方をすると、ベトナムの前線にはスピードのある選手がいてカウンターがやっかい。思ったよりやりづらい相手だな。という印象を持ちました。
ベトナムは5バックとは言え、前からプレッシャーをかけに来るのでラインはそこそこ高い。なので伊東が裏を取れれば…と、個人的には思ってました。ですが、一発で裏を取るなんて、常にやらせてもらえる訳ではありません。
ということて、5−3−2の弱点であるサイドを攻めたいところ。3枚のCBと中盤で中を固めてるのに対して、サイドの守備はWB1枚というのが、5−3−2の弱点ですね!そしてサイド攻撃といえば、ドリブルでの仕掛け。右サイドに関しては、伊東のスピードがかなり効果的だったと思います。
あとは、サイド攻撃の前段階として「中盤3枚の脇」を狙う、というやり方が浮かびます。4−4−2に比べて中盤が1人少ないので、サイドチェンジを交えながら、相手の中盤をスライドさせることで走らせる。
実際にサイドチェンジを狙ってはいましたが、サイドチェンジをした後どう攻めるのか?という意図が伝わってこなかったですね。解説の中村憲剛さんも、そのようなことを言ってました。
私の主観になりますが、左サイドで起点を作って右のサイドに展開。伊東のスピードを活かして右サイドを崩す。というやり方がよかったように思います。とにかく伊東の直線的なスピードは、日本代表の大きな武器になってました。解説陣からも「伊東くんのスピードは、それだけで戦術ですね」と言ってました(笑)
【総評】
0対1で勝利した日本代表ですが、正直、1点では物足りない、もちろん、前半40分頃の伊東のシュートが認められてたら。オフサイドじゃなかったら。後半の展開は違ったものになった可能性はあります。
ですが、もう少しできたんじゃないかな?チームとして、もう少し意図のある攻撃をできたんじゃないかな?と個人的には思います。サイドチェンジによる攻撃が、その一例ですね。
あとは、交代策について触れたいと思ったんですが、長くなりそうなので、次のエントリーでお話したいと思います。
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