目次
●外食禁止という「規律違反」が問題
●仕方のないミスと確信犯
●周囲の人の感情
浦和レッズのオフィシャルで発表され、ニュースにもなっていた、柏木選手と杉本選手の外食問題について。
サポーターの感情的には「背番号をクラブに返上しろよ!」って思ってますが、ユニフォームを購入済みのサポーターもいるだろうし、まあ、そこは我慢しましょう。
【外食禁止という「規律違反」が問題】
1.外食をしたって、そんなに悪いことなの?
「柏木陽介、杉本健勇の規律違反行為について」
というタイトルの記事が2/10(水)にアップされました。内容はニュースに流れた通り。沖縄キャンプ中の2月4日(木)16時~18時ごろの間に二人がが外食をしたとのこと。
外食したこと事態は、20時前だし大人数でもないし…という感じですよね。ところが沖縄キャンプ中のチーム規律と照らし合わせると問題になるんですね。
2.チーム規律
沖縄キャンプ中、近隣のコンビニ以外への外出および外食は禁止というルールが設けられていました。コロナウィルスへの感染予防という観点から、クラブで決めたのでしょう。
今回の沖縄キャンプでは、クラブは例年にはないルールを定めました。確かに窮屈かもしれませんが、学生の部活や修学旅行じゃないんだから、そのくらいのルール守れよ!って思います。
【仕方のないミスと確信犯】
1.ルール違反やミスは誰にでもある
サッカーの試合はルールに基づいて行われます。選手は、そのルールに従ってプレーします。でも完全にルールを守れるわけではありません。
ボールを奪うのに必死になり、思わず相手を蹴ってしまう。相手のドリブルを止めに入ったら、足を引っかけてしまった。こういうファールは、よくあります。わざとじゃないけど、サッカーのルールに違反してしまった。これは仕方ないですよね。
「わざとじゃない」という類いのものでは、技術的なミスもあります。パスミス、トラップミス、シュートミス…これらはわざとじゃないし、誰にでもあることです。
こういうミスは、お互いにカバーし合うのがサッカーというスポーツであり、チームプレーと言えるでしょう。
2.二人の行動は仕方のないこと?わざと?
今回の二人の行動に関してですが、ウッカリではありません。「いや~。ついウッカリ外食しちゃったよ~」なんて訳ありません。
「わざと」という表現は適当ではないかな?「わかってて」という表現がピッタリくるでしょうか?いずれにしろ確信犯であることには変わりないと思います。
確信犯的に、クラブの決めたルールを破ったってことは、クラブは選手に舐められてるんですよね。選手にリスペクトされてないとも言えると思います。
逆の言い方をすれば、柏木選手と杉本選手はクラブを舐めてるし、リスペクトしてないってこと。少なくとも、私はそう感じてます。
【周囲の人の感情】
1.処分は妥当?
これに関しては、クラブが決めたことですからね。私が決めたルールを破ったわけではないし。ただ、国民がいろんな行動を制限されてる中で、沖縄まで行ってキャンプができるのは幸せなことだし、恵まれてると思うんですよね。スポーツやサッカーに興味のない人からしたら…
「なんで沖縄で練習するの?練習なら浦和でもできるでしょ?不要不急の移動じゃん!」
って思うかもしれません。この辺りの世論というか、国民の感情まで考慮した上での決定なのかは、興味があるところです。
私がクラブの幹部なら、飲食店とか介護施設に丁稚奉公に出すかな?飲食店や介護施設の職員が、感染防止にどれだけ気を使ってるか?自分の目で確認させる。それをレポートにして他の選手の前で発表させる。
罰則というよりは、世間の状況を選手に教える。サッカー選手である前に社会人であれ。という意味で有意義になれは良いと思うからです。
2.監督の立場と気持ち
監督の立場を考えると、二人の行動は許せない。というより信頼できないというのが正解ではないでしょうか?
彼らは、チーム戦術や試合での約束事を守ってくれるのでしょうか?私が監督なら、このような懸念を抱きます。当然、そのことをクラブに相談するでしょう。
また、ルールを守っていた他の選手への示しという意味でも、二人への対応は厳しくせざるを得ないでしょう。甘い対応をしたら、他の選手は不満を持つだろうし、不満を持つのは自然なことです。
J1で実績のある二人の規律違反は、監督にとっても頭が痛いでしょうね。チームの成績に関して責任を負うのは監督。成績不振で解任されるのは監督ですし。
●最後に
最後に個人的な考えですが、柏木選手に関しては、もういいかな?と思ってます。このニュースを見た時、いちばん最初に沸いてきたのは、怒りとか悲しみというより「諦め」でした。
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