サッカー定食の大盛り

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サガン鳥栖 VS 浦和レッズ ~起用されなかったレオナルド~

J1リーグ第21節
サガン鳥栖 VS 浦和レッズ
スタジアム:駅前不動産スタジアム


⚫結果

サガン鳥栖-浦和レッズ
  0  前半  0
  0  後半  1
--------------
  0  合計  1

得点
90+3分 汰木(浦和)


⚫両チームのスタメン

サガン鳥栖
FW    ロペス 石井
MF 小屋松       樋口
MF   松岡     梁 
DF 大畑  内田  原  森下
GK      高丘

浦和レッズ
FW    興梠  武藤
MF  関根     マルティノス
MF   エヴェルトン 柏木
DF 宇賀神  槙野  岩波  橋岡
GK       西川


⚫2トップの組み合わせ

 この試合は、興梠と武藤の2トップでした。なんだかんだで、この2人の2トップがいちばんしっくりきます。興梠のボールの収まりはさすがだし、武藤は神出鬼没の動きでパスを引き出します。
 何よりも、興梠がやりやすそうにプレーしてるのは気のせいでしょうか?この2人に足りないのは、高さと若さかな(笑)
 

●レオナルドが起用されていない

 この試合、レオナルドが起用されませんでした。前節は途中出場だったので、スタメンを期待した方もいたと思います。個人的には、興梠がスタメンならレオナルドはベンチスタートがいいと思ってます。

 まずは興梠が「らしさ」を失うこと。レオナルドに気を使ってるのか、中盤に降りたりサイドに流れるプレーか増え、ゴール前で勝負する興梠本来の持ち味が半減してるように見えます。

 そして根本的な部分ですが、チームのコンセプトは「良い守備から良い攻撃に繋げる」だったと思います。このコンセプトに照らし合わせると、興梠とレオナルドの組み合わせだと前線からの守備が物足りない。特にGKまで寄せるレオナルドのプレスは「???」です。
 GKまで寄せて利き足と逆の足で蹴らせるとか、工夫が見られればいいのですが、ちょっと特攻に近いプレスに見えます。レオナルドに対して、大槻監督がどんなタスクを与えてるのかわかりません。ですが、GKまで寄せるより、ボランチへのパスコースを切りながらCBに寄せるとか、もっと別のタスクを優先して欲しいと思ってます。
 

●得点力不足の原因は?

 レオナルドを批判するようなことを書いてしまいましたが、レオナルドを責めてるわけではありません。ここまで9ゴールは立派な数字ですし、レオナルドのゴールがなかったら、もっと下位に低迷していたかもしれない。
 ただ、昨シーズンの得点力不足はFWの決定力に問題があったのか?ということです。チャンスを決めきれなかった。という分析ならFWの補強という答えに行き着くでしょう。私の感覚では、チャンスの数が少なかったように思うので補強ポイントは中盤だったと、今でも思ってます。


●コンセプトに合った補強?

 それでもFWの補強が必要と判断したなら、もっと守備のできるFWを探してくるべきだったかと。「良い守備が良い攻撃へ」がコンセプトなわけですから。
 例えば、ハイプレスが代名詞のクロップ監督がメッシを必要としますか?って話です。大槻監督の言葉を聞いてると、高い位置でボールを奪い、攻撃に繋げていきたい。と考えているように思います。
 高い位置でポールを奪いたいなら、FWの適切なプレスは必須ですし、場合によってはプレスバックによって中盤を助ける必要もあります。レオナルドは、そういうタイプの選手じゃないと思うんですよね。
 と文句ばかり言っても仕方ないので、レオナルドを起用するなら、運動量豊富な武藤とセットで使うとか、サイドに長澤を使うなど、守備の担保をした上で起用するのが、現段階でのベターな答えなのかなと思います。



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